長編 | |||||
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タイトル | 名義 | 応募内容 | 結果 | 受賞作品 | 備考 |
三〇一号車 | 矢島喜八郎 (本名) | 1956年 講談社の 書き下ろし長編探偵小説募集 | 候補 | 鮎川哲也 『黒いトランク』 | 書き下ろし長編探偵小説全集・全13巻の内 13巻は「一三番目の椅子」として新人の 作品を募集した ちなみに 1巻は江戸川乱歩の『十字路』、 2巻は大下宇陀児の『見たのは誰だ』、 3巻は香山滋の『魔婦の足跡』、 4巻は木々高太郎の『光とその影』、 5巻は島田一男の『上を見るな』、 6巻は城昌幸の『金紅樹の秘密』、 7巻は高木彬光の『人形はなぜ殺される』、 8巻は角田喜久雄の『五匹の盲猫』(未完)、 9巻は水谷準の『夜獣』、 10巻は山田風太郎の『十三角関係』、 11巻は横溝正史の『仮面舞踏会』(未完)、 12巻は渡辺啓助の『鮮血洋燈』、 そして13巻が鮎川哲也の『黒いトランク』 |
二つの鍵 | 西村京太郎 | 1957年 第3回江戸川乱歩賞 | 予選通過 | 仁木悦子 『猫は知っていた』 | |
醜聞 | 黒川俊介 | 1960年 第6回江戸川乱歩賞 | 候補 | 該当作なし | |
夜の墓標 | 西崎恭 | 1962年 第8回江戸川乱歩賞 | 予選通過 | 戸川昌子 『大いなる幻影』 佐賀潜 『華やかな死体』 | |
死者の告発 | 西村京太郎 | 1963年 第9回江戸川乱歩賞 | 予選通過 | 藤村正太 『孤独なアスファルト』 | 応募条件が書き下ろし長編なので 同タイトルの短編の2編とは異なる |
恐怖の背景 | 予選通過 | ||||
殺人の喜劇 | 西崎恭 | 予選通過 | 2001年12月に改稿し 『焦げた密室』と改題して出版 | ||
? | ? | ? | この年は4作品を応募した タイトル・名義共に不明 | ||
雪の空白 | 西村京太郎 | 1964年 第10回江戸川乱歩賞 | 予選通過 | 西東登 『蟻の木の下で』 | |
事件の核心 | 西村京太郎 | 1965年 第11回江戸川乱歩賞 | 受賞 | 西村京太郎 『事件の核心』 | 『天使の傷痕』と改題して出版 |
短編 | |||||
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タイトル | 名義 | 応募内容 | 結果 | 受賞作品 | 備考 |
賞状 | 西村京太郎 | 1958年 第11回講談倶楽部賞 | 候補 | 左舘秀之助 『鳥ぐるい抄』 | |
或る少年犯罪 | 矢島喜八郎 (本名) | 1959年上期 第12回講談倶楽部賞 | 候補 | 該当作なし | |
海の記憶 | 西村京太郎 | 1960年9月度 第29回読売短編小説賞 | 候補 | 渡辺千代 『岬にて』 | |
黒の記憶 | 西村京太郎 | 1961年 第14回宝石賞 (宝石賞の賞名では第2回) | 候補 | 蒼社廉三 『屍衛兵』 川辺豊三 『蟻塚』 | |
雨 | 矢島喜八郎 (本名) | 1962年4月度 第48回読売短編小説賞 | 候補 | 河村光秋 『風の日』 | |
病める心 | 西村京太郎 | 1962年 第5回双葉新人賞 | 入選 | 該当作なし | 一席は該当作なし 二席に入選 |
歪んだ朝 | 西村京太郎 | 1963年 第2回オール讀物推理小説新人賞 | 受賞 | 西村京太郎 『歪んだ朝』 | |
宇宙艇307 | 西崎恭 | 1964年 第3回SFコンテスト | 努力賞 | 該当作なし |
「問題小説増刊・西村京太郎読本」内の インタビューで1964年頃「SFマガジン」の 懸賞に応募したが最終選考で落ちたと発言 しているので間違いないと思うのだが・・・ |