書名 | 著作一覧No | ||
EF63形機関車の証言 | 109 | ||
分類 | 改題 | ||
短編集 | ― | ||
備考 | |||
― | |||
収録位置、タイトル | 収録回数 | 以前の収録書名 | 備考 |
@、EF63形機関車の証言 | 初収録 | ||
A、見知らぬ時刻表 | 初収録 | ||
B、スキー列車殺人事件 | 初収録 | ||
C、江ノ電の中の目撃者 | 初収録 | ||
D、運河の見える駅で | 初収録 | ||
E、西の終着駅の殺人 | 初収録 | ||
内容紹介文 & 転載元 (出版社名 シリーズ名・等) | |||
秋日和の土曜日の朝、M銀行浅草支店に強盗が入った。 グレーのコートを着、毛糸の頭巾をすっぽりかぶった男は、拳銃を一発、ぶっ放し、窓口の女子行員から1千万円を強奪して逃走している。 2時間後に、銀行内に備え付けてある5台の監視カメラがとらえた、犯人の写真が出来てきた。 警視庁捜査一課の亀井刑事と十津川警部の2人は、「奴ですよ。深見次郎ですよ。これは!」「そうだ。これは、深見だ」と断定した。 深見次郎は前科三犯で、5年前に郵便局強盗で刑務所入りし、最近、出所したばかりだった。 事件から3日目の夜、深見は見張りの刑事に捕まり、連行されてきた。 だが、深見次郎には、容易に崩せないアリバイがあった。 犯行の時刻、彼は上野発、長野行きの『あさま9号』の車中にいた。 しかも、横川駅のホームで『EF6321形機関車』をバックに写真まで写していた。 十津川も亀井も頭をかかえた・・・・・・。 表題作ほか収録五編のどの作品も、トレインミステリーの醍醐味を味わわしてくれる。 実業之日本社 ジョイ・ノベルス | |||
初版発行 | 出版社 | シリーズ名・等 | 備考 |
1986年6月 | 実業之日本社 | ジョイ・ノベルス | |
1989年6月 | 角川書店 | 角川文庫 | |
2013年7月 | 双葉社 | 双葉文庫 | |