急行奥只見殺人事件




タイトル一覧Noタイトル
0183急行奥只見殺人事件
分類初出
長編週刊小説 1985年7月5日号〜10月11日号
改題加筆&改稿等
備考
内容紹介文 & 転載元 (出版社名  シリーズ名・等)
二両連結の急行「奥只見」は、新緑の中を、ことことと、走り続ける。
遠くの高い山の頂きには、白い残雪が見えた。
小さい駅に、時々、停まるが、ほとんど、乗客の乗り降りがない。
十津川と、亀井は、殺人事件を追っているということもあったし、景色もいいので、開けた窓から、外を眺めていたが、他のまばらな乗客は、土地の人たちらしく、座席の中で、居眠りをしたり、景色など見ずに、お喋りをしていた。
入広瀬駅に着いた。
単線だから、ホームは片側にしかない。
九時を少し過ぎている。
「この近くで、岸本は、殺されたんだね」十津川は、駅名に、眼をやった。
(本文67ページ)

実業之日本社  ジョイ・ノベルス
収録書名著作一覧No
急行奥只見殺人事件099
初版発行出版社シリーズ名・等備考
1985年11月実業之日本社ジョイ・ノベルス 
1989年4月角川書店角川文庫 
2006年5月実業之日本社ジョイ・ノベルス新装版
2018年1月祥伝社祥伝社文庫 


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