神話列車殺人事件




タイトル一覧Noタイトル
0124神話列車殺人事件
分類初出
長編週刊小説 1982年10月8日号〜1983年7月1日号
改題加筆&改稿等
備考
内容紹介文 & 転載元 (出版社名  シリーズ名・等)
私立探偵社員、日高健介は妻の亜木子の希望で、新婚旅行を宮崎県の高千穂にしたのだった。
朱色に塗られた三両連結のディーゼル・カーは、山合いの五ヶ瀬川沿いに走っていた。
影待、深角、天岩戸と、いかにも、神話の地にふさわしい名前の無人駅が続く。
「間もなくだよ」と日高が亜木子に声をかけたとき、亜木子が「ちょっと」といって席を立った。
トイレに立ったのである。
列車は高さ百五メートルの鉄橋を渡る。
次のトンネルを抜けると、すぐ、終点の高千穂駅に着く。
それなのに、亜木子はまだ戻って来ない。
最後尾のトイレににも亜木子はいなかった。
(亜木子がいなくなった)日高にわかったのはそれだけだった。

実業之日本社  ジョイ・ノベルス
収録書名著作一覧No
神話列車殺人事件072
初版発行出版社シリーズ名・等備考
1983年10月実業之日本社ジョイ・ノベルス 
1987年12月光文社光文社文庫 
2000年10月徳間書店徳間文庫 
2005年5月実業之日本社ジョイ・ノベルス新装版
2012年11月徳間書店徳間文庫新装版


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